武術的教えの実践DAYS その60

正確なことはわからないが、多分6年ぶりぐらいにスタジオに入った。(自分的には何とギターを携えて、音楽の相方と二人で)

相方は年で言えば、8歳年上で以前の同僚でもある。僕は現在、住所的にはその近くにある同業他社に勤めている。最もライバルというほどではないのだが。

僕たちはとても氣が合って、今でもたまにこうして会っているわけだが、当時は月に1回定期的にスタジオに入って稽古するのが楽しみだった。

スタジオで限られた時間を有効活用するため、お互い急いでセッティングしながら「あいつら、アホちゃうん?」とか「まだ仕事しとるで」で始まる、この時点では会社帰りの一杯飲み屋で愚痴とあまり変わらない。

しかし、この相方、今でこそなんだが、もう少しでプロのベーシストまで行ったというだけ(世の中こんな人多いのかもしれないが)あって、音楽となると豹変し、急にリーダーとなって仕切り始めるのだった。

僕はそんなキャリアも、そして、プレーヤーとしては致命的に、リズム感に欠けていて、しかも、それはまさに致命的だと気づいてしまって、どうにもあきらめてしまっているところがあるが、優しい相方にとってはもっと細部にまでこだわりたいところで、どうにも葛藤があるに違いない。

多分8年前、オリジナルを作ろうと盛り上がり、僕は作詩作曲、演奏は彼と言う役割分担で5曲レコーディングをした‼️

お互いの家の近くにある中古品店でテープレコーダー‼️の多重録音器を割り勘で買ったのだ。

作曲と言っても、コードの知識はまったくなかったが、僕の鼻歌や拙いピアノをメールに添付して送るとコードを付けてくれた。それはちょっとしたアイデアがどんどん形になっていく素晴らしい瞬間だった。

彼はドラムは打ち込み、ベースとギターを演奏、録音した。「ちょっと僕にも弾かして」と言ってもそこは絶対ダメだった。

結局、人手不足で歌い手がおらず、自分たちで歌ったので、人に聞かせれるものでは無くしてしまったが、良い思い出になったなぁとつくづく思う。

今回新たにアコギに挑戦。やっぱり音楽は楽しいと痛感しました。稽古不足も。

時間が足りね~とつくづく思う。