武術的教えの実践DAYS その55
何十年ぶりか正確には思い出せないぐらいで、38度8分の熱が出ていた。そんなことを言われると足元もおぼつかないような氣がしてきた。
予想外に人がいない内科の待合室の、空気清浄器が完備された一角に案内された。もしかしてこれは隔離されているのか?
普段見るのより何倍も長く細い綿棒の先端は鼻の粘膜に触れ、そしてそこには自分がインフルエンザであることを示していた!?
仕事はもちろん、稽古も、食事でさえも普段通りでなく月並みだが、改めて健康であることのありがたさを実感している次第です。
とはいっても、以来2週間が経過し、当たり前だが普段の生活に戻っているのだが。
その間、読むともなく、見るでもなく。図書館の本の数々。
どうにも空海さんの密教に惹き付けられて仕方ない。三密加持、やってみたいとは思うのだが、印はあまり分からずにはしない方が良いとのこと。うーん、誰か教えてください!
トイレの後とかまったく氣にしていなかったが、本来沐浴後にすべしなどと書かれているのを読み、少し改めるべきかも知れない氣になる。
武術の歴史に、自分が理想とするイメージと現実とのギャップについて思いを馳せる。そして、今更ながら理想を思い描くことすら、出来ていない、否、していないことに氣付き、大慌てしている。
合気道の
稽古では子供、初心者クラスを作り、別れてやることになった。
遅まきながら 、2019年がやっと、実質的に始まった氣分だ。
今年もよろしくお願いいたします。